プロフィール Bio

泉沢果那

泉沢果那(いずみさわ かな)

愛知県名古屋市出身。

3歳よりピアノを弾き始め、歌手の祖父、ジャズドラマーの父親の影響を受けて様々な音楽に興味を持つ。

高校卒業後、アメリカ・ニューオリンズへ留学。現地でニューオリンズピアノの巨匠 Eddie Bo(2009年3月没)の弟子となり、彼のライブにレギュラー出演。

その後、Marcy Roomanに師事し、ラグタイムやブギウギなどの基礎を習得。Professor Longhair、Fats Domino、James Bookerから影響を受け、ニューオリンズスタイルを確立する。

本場アメリカでライブ活動を開始し、Clarence Gatemouth Brown、George Porter Jr.など数多くの現地ミュージシャンとセッションやライブをすることで腕や感性を磨いた。

帰国後は大阪を中心に活動し、『シカゴブルースの殿堂』に名を連ねるブルースピアニスト有吉須美人(現在シカゴ在住)に師事。日本を代表するブルースギタリストの塩次伸二、世界的ギタリストの山岸潤史のライブやセッションにも参加した。

2010年頃にリウマチを発症し、一時はピアノが弾けなくなる状態まで悪化したが、懸命のリハビリを経て回復。

2013年にはグラミー賞受賞アーティスト『Jon Cleary Trio 2013 Japan Tour』ではオープニングアクトを務めた。

2018年、世界的なトランペッターでもある日野皓正の推薦により南郷サマージャズフェスティバル2018に出演。他にも全国各地の音楽フェスティバル、イベントなどでライブ活動を多数展開。

2021年9月には『Michel Camilo Trio Latino』、『David Sanchez Carib Band』など、多数の著名なグループでベーシストとして活躍するグラミー賞受賞アーティスト、リッキー・ロドリゲスとのデュオアルバム『Blessing』をリリース。コロナ禍におけるニューヨークと日本という距離を超えたリモートレコーディングアルバムは、各方面で話題となり、高い評価を受けた。

2022年7月、体調悪化により年内限りでのライブ活動引退を表明したが、療養を経て奇跡的に回復。2024年7月に南郷サマージャズフェスティバルで本格的にステージ復帰を果たすことになった。音楽を通じて勇気と希望を伝え、生きる喜び、一筋の光を届けられるよう、魂を込めた歌声と人々の心を惹きつけるピアノ演奏を世に送り出す。

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